あたごのまつ 純米大吟醸 白鶴錦
「 酒米の王者 」山田錦に匹敵する兄弟種の開発を目的に長年の研究の末に生まれたのが 『 白鶴錦 』です。
兄弟米の中には【 山田錦 】 をしのぐ米があるかもしれないと考え【 山田錦 】の母にあたる 「 山田穂 」 と 「 渡船2号 」(父にあたる 「 短稈渡船 」は現存せず、近縁種である「 渡船2号 」を選抜)を約70年ぶりに交配させ、醸造適正を持った品種の開発を目的に1995年に着手」し、8年の歳月をかけて2003年に誕生させたお米です。
白桃を思わせる上立ち香はとても穏やか、ややドライで落ち着いた味わいですが、綺麗で繊細な中にもしっかりとした存在感が 「 白鶴錦 」の奥深さを感じさせます。
何杯も杯を重ねることができる飽きのこない酒質は、まさに『 究極の食中酒 』です。
『蔵元さんからのコメント』
香りはとても穏やかで【伯楽星】よりドライで静かな味わいです。
綺麗で繊細な中にもしっかりと存在感があり白鶴錦の奥深さを感じます。
グラスを軽く回してみると葡萄に似た上品な上立香が鼻を抜け、口に含んだ瞬間に青りんごを思わせる若々しく溌剌とした味わいが広がります。
最初の一杯というよりは後半の『お代わりを目的としたさらり酒』、『箸休め』といったポジションの日本酒でございますので、これからの猛暑の中で「綺麗で優しい、控えめな究極の食中酒」として活躍いたします。
夏に旬をむかえる岩牡蠣や鱧、また夏野菜にも抜群の相性です。