東一 純米吟醸 白鶴錦
大手メーカーの白鶴酒造が現在の酒米の王様である「山田錦」の母にあたる「山田穂」と父にあたる「短稈渡船」を約70年ぶりに交配させ2003年「山田錦」の兄弟米を開発しました。
兄弟米の中には山田錦をしのぐ米があるかもしれないと考えたのです。
この品種は「白鶴酒造が育て上げた期待の米である」という意味を込め「白鶴錦(はくつるにしき)」という名前を付け、2004年4月に農林水産省へ品種登録の出願を行いました。
そして、この門外不出の酒米の可能性を引き出す目的で、日本酒業界を牽引している蔵元でのみ使用できるようになりました。
「白鶴錦」は当時佐賀県では手に入らなかった理想の酒米・山田錦の自社栽培に20年以上も前から取り組み、醸造業界屈指の理論と技術で日本の吟醸造りをリードしている【東一】に託されたのです。
【東一】といえば製造部長の勝木慶一郎先生。
全国の造り手から敬愛され、先生の酒造りをひと目見ようと毎年多くの業界関係者が蔵を訪れる名醸造家。
白鶴錦は山田錦と同じ親を持つ兄弟的なポジションながら、この酒【東一 純米吟醸 山田錦】は勝木先生の技術でひと味違った個性を引き出した意欲作です。
是非とも『東一 純米吟醸 山田錦』と飲み比べてお楽しみください。